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第八話 紅海の死闘 

お待たせしました。第八話です。

  第八話 紅海の死闘
 トルカ・ケツァル駆るコアトルの助けもあり、エスペランサは反アスカ勢力、アスカ勢力を退けることに成功した。
  「アマテラスの先遣隊が発進したから、早めにここを出たほうがいい。」
  「大西洋を横断するんですか?」
  「いや、あそこには国連海軍の主力艦隊がいる。地球を一周するしかないな。」
 傾いたエスペランサのブリッジでアルバートとフェリナが話していた。
  「エスペランサの応急修理は完了したようだな。後はここを脱出するだけだ。一時間後に発進する。」
  「了解。」

 ルディはトルカと話しながら、格納庫へ向かう。
  「こっちが格納庫。MTUが格納されているんだ。」
 格納庫に入ると、イクシードの関節に入り込んだ砂を除去するのに悪戦苦闘している整備士がいた。
  「ルディ、無理に砂の中で暴れまわったから砂がすげーぞ。」
  「すいません。敵が多かったから・・・。」
 その整備士の名前は「ケヴィン・ガードナー」。
 威勢のいい中年のおじさんといった感じの人である。
  「トルカ君のコアトルってやつはどうもわからない。悪いが自分でやってくれないか?」
  「あっ、はい、大丈夫です。」
 トルカは急いでコアトルの近くへ行き、作業を開始した。
  『各クルーは発進準備に入ってください。』
  (発進か・・・。)
 ルディはふとそう思い、ブリッジに向かった。

  「発進準備完了しました。」
  「各員衝撃に備えろ。エスペランサ、発進!」
 エスペランサのエンジンが再び鼓動を開始し、ブースターから圧縮プラズマが放出される。
 やがて、周りに砂を撒き散らしながら空へ舞い上がった。
  「紅海に着水する。エスペランサは重力下での飛行は適してないからな。」

 エスペランサは紅海へたどり着き、無事に着水した。
 異変はその時起きた。
  「あっ、陸地から高熱源体接近!」
  「緊急離水!」
 エスペランサは急上昇し、ビームの筋はエスペランサがいたところの海水を蒸発させる。
  「危ないところだった。第一警戒態勢!対空砲開け。各MTUは発進。」
 一分も立たないうちに、エスペランサからヘリオスとイクシード、コアトルが射出され、大空に舞う。
  「敵の戦力が判明しました。陸戦兵器クラップラー、戦闘機スペースホーク・・・あとフランジュもいます!」
  「フランジュだと?放置しておくと危険だ。最優先で攻撃しろ。」

 イクシードは青い光をジェットから噴射しながら空を突き進み、フランジュに向かう。
  『また会ったな、エターナル。』
  「ラザール・アロン!」
  『今回はちゃんと調整したから、前回みたいにはならないよ。十分に楽しませてくれ。』
 フランジュは急加速し、イクシードに迫った。
 ルディはその動きになんとかついていき、ビームバルカンを連射した。
 その時、何かを感じ、本能のままに機体をひるがえした。
 その直後、他方向からビームが飛来する。
  「ううっ!」
 イクシードは何とかそれを振り切り、ビームで応戦した。
 そのときもサブバレルが絶え間なく砲撃するが、イクシードに致命傷を与えられない。
  「畜生!なんで当たらないんだよ。」
 フランジュは両手にビームサーベルを握ると、イクシードに突撃した。
 イクシードはギリギリでそれを受け止め、受け流す。
 バランスを崩したフランジュはすぐにバランスを立て直し、ビームライフルで反撃した。
 数発がイクシードの左腕を捕らえ、爆発する。
  「うわぁ!」

  「エスペランサを守れ。艦が墜ちたら元も子もないぞ。」
 ライナスの言葉でヘリオスは動き、コアトルもビームクローでスペースホークを叩き斬った。
 リオはエスペランサの近くでひたすらヘリオスライフルを連射し、スペースホーク隊の侵攻を阻んでいる。
 そのとき、陸のクラップラー隊が放ったキャノン砲がエスペランサを捕らえ、大きく揺さぶる。
  「うわっ!クラップラーを封じなければ。煙幕を発射しろ。」
 エスペランサのミサイル発射口から煙幕弾が発射され、煙はエスペランサを包み込む。
  「最大加速!この区域を脱出するぞ。」
 エスペランサは急加速し、敵の防衛網を突っ切った。

 左腕を失ったイクシードは、やや苦戦気味だった。
  「このままじゃ・・・。」
 フランジュが一瞬の隙を突き、トドメを刺そうとしていた。
  『っ!撤退命令?防衛網を突破されたのか・・・。くっ!』
 トドメを刺そうとしていたフランジュは退却し、イクシードだけがその場に残った。
  「助かったのか・・・。」

  「何とか抜けられたな。全機収容後、最大推力でインド洋へ出る。」


  次回予告
 ラザールたち国連軍の防衛網を抜けたエスペランサはインド洋に出た。
 しかし、国連軍が黙ってそれを見ているわけが無かった。
 新型の水中戦用MTUがエスペランサを襲う。
 果たしてルディたちは生き残れるのか!

  次回! 第九話 海中の脅威
   おたのしみに!


  ダブルオーの一言
 いよいよ不死鳥の宇宙も中盤らへんに入ってきました。
 なんか地味な展開でしたね。短いし。
 ネタ切れなんです。この辺は。
 次はレゴ作品集にも公開した水中用MTU「G-マリン」が登場します。

                    <第七話 ホーム 第九話>
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